11月13日、平成18年度文化講演会が、金沢市異業種研修会館において開催され、組合員等63名の参加がありました。 当日は、山岸春美安原工業団地協同組合副理事長の挨拶の後、金城大学短期大学部日本画主任教授丹羽俊夫氏より「今の日本の教育に欠けているもの」と題して講演がありました。 |
丹羽氏は、「家族教育、生活教育が基本」ということを軸とし、具体的な例を次々と上げられて、家庭での子供との接し方・心構え、子供と関わることにより自分自身の生活を見直すことが必要であると語られ、その中で、過去の歴史とその教育にも触れられ、日本がかかわった戦争がどのような背景で起こったのか、そしてそれは世界の中でどういうものだったのかを語られた。そして終戦を境に日本人はだめになったのではないか。日本人はもっと日本のことを学ぶべきであり、うわべだけではない真の日本の歴史や地理、修身(心)の教育が必要であると結ばれました。
参加した組合員からは、「先生がおっしゃるとおりだと思った。」「自分の日常を指摘されているようで恥ずかしい思いをした。」など身につまされるという感想が出されていました。