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[ Up Date:2004/12/18 ]

先進企業「JR東日本新津車両製作所」視察報告

日時 : 平成16年10月1日(金)〜10月2日(土)
場所 : 東日本旅客鉄道株式会社 新津車輌製作所
参加人数 : 27名

金沢市工業団地連絡協議会では、毎年先進企業の視察研修を実施していますが、今年は、新津市の「JR東日本新津車両製作所」を安原工業団地協同組合と合同で実施したので報告します。

視察概要
住所 新潟県新津市南町19-33
設立 平成6年(1994年)6月 操業開始
規模
社員数 約400名
敷地面積 約150,000平方メートル
製造施設建物 約43,000平方メートル
生産能力 年間約250両(1日1車輌を製造)
会社概要 新津車輌製作所は、車両の計画から設計〜製造〜運用〜メンテナンス〜リサイクルに至る「車輌トータルマネジメントの実現」を目標に、これまでの車輌修繕工場を車輌新造工場として転換整備し、1994年10月に操業を開始する。(今年で10年)
現在は、「常磐快速線」「山手線」など、主に東京圏を走る新型電車の設計を行うとともに、素材から鉄道車両完成まで、品質の良い効率的な車輌づくりに取り組んでいる。
また、ISO9001(品質)を1998年3月、ISO14001(環境)を1999年2月に取得している。
所感 整理整頓が行き届いており、構内にはゴミ一つ落ちていなかったのが印象的であった。
電車のある一部分だけを製作しているのではなく、設計から台車製作までの生産、保守、廃棄・リサイクルまでを一貫して行っているのには驚かされる。
すべてがロボット化されているわけではなく、内装の組立など現場合わせの大工仕事を行っており、職人技が発揮される一面を見た。
写真:視察研修の様子 写真:視察研修の様子
写真:視察研修の様子 写真:視察研修の様子